アイスコーヒーを楽しむための焙煎
夏場は特にアイスでコーヒーを楽しむ人も多いと思います。アイスコーヒーに最適な焙煎具合はどのぐらいでしょうか？
コクや苦味の際立ったアイスコーヒーを入れるためのアイスコーヒー向けのコーヒー焙煎について調べてみましょう。
コーヒーの焙煎度
コーヒー豆の焙煎度は全8段階に分けられています。豆の種類にもよりますが、一般的に言って、浅炒りであるほど酸味が強く、深炒りであるほど苦味が強くなります。焙煎時に起こる化学変化の度合いで酸味や苦味が変化するのです。
焙煎度は浅い方から、ライトロースト、シナモンロースト、ミディアムロースト、ハイロースト、シティロースト、フルシティロースト、フレンチロースト、イタリアンローストに分けることができます。ライトローストとシナモンロースとは浅炒りの部類で飲用にはあまり適しません。ミディアムローストとハイローストは茶褐色で中炒りと呼ばれます。
家庭用のコーヒー豆はハイローストである場合が多いです。シティローストからイタリアンローストは深炒りと呼ばれる部類になります。シティローストは最も一般的な焙煎度で、喫茶店で普通に味わえる焙煎具合です。
アイスコーヒーに最適な焙煎度
8つの焙煎度のうち、アイスコーヒーに最適な焙煎度はどれでしょうか？
アイスコーヒーにはフルシティローストが向いています。好みにもよりますが、深炒りのローストを選択するのが一般的です。
コーヒーは冷やすとコクや味わいを感じにくくなります。それで、コクや味わいの強い深炒りタイプをチョイスするのです。パッケージにアイス用と明記されている商品なら間違いありません。
わからないときにはお店の人にアイスコーヒーを作りたい旨を伝えて、選んでもらいましょう。自分でコーヒー焙煎すれば、アイスコーヒーに最適なフルシティローストに仕上げることができます。フルシティローストはダークブラウンです。
完成の目安としては、2爆ぜ目を見極められるかが鍵になるでしょう。見た目の色と、集中して豆の内部の破裂音に耳を傾けることが重要です。
まとめ
アイスコーヒーに最適な焙煎度はフルシティローストです。
お店で購入するのであれば、アイスコーヒー向けの商品を選ぶか、店員に相談しましょう。自分で焙煎するなら、色と音に注意深くあってタイミングを逃さないようにしましょう。
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